細胞取れてなかった?!

気管支鏡検査から1週間。

結果を聞きに病院へ。

 

この日で病気が何かわかると思っていた。

毎日何の病気かわからずに、心労が溜まっていて疲労困憊だった。

ここで肺がんでどの種類なのかわかればそれでいい。

そう思っていたが・・

 

診察室へ呼ばれたため、夫婦で入ると

内科の先生がいた。

結論から言うと、癌細胞は見つからなかった。

なので肺がんではない。

今日は血液検査をして帰って欲しい。

その血液検査の結果が10日後とのこと。

 

病院へ罹ってから2か月近く経っていた。

毎週のように検査して、診察して、でも何の病気かわからない。

こうしている間にも病気が進行してしまうのでは。

 

そう思った私たちはセカンドオピニオンで転院することにしました。

 

 

気管支鏡検査 辛さ度★★★☆☆ 

いよいよ検査当日。

先着順で検査が行われるため、1番に病院へ向かう。

朝は何も食べないよう指示があったので、朝食は抜き。

 

どうやら早めに着いたらしく、1番に検査をしてくれるようだった。

しかし、この検査をする人が他にもいるってこと。

病気になる人って本当に多いんだな。。

 

検査室へ入るよう指示があり、入口は小さい普通の扉。

もうひとつ両観音開きの大きな扉があった。きっとベッド等が入るところだろう。

何かテレビで見る手術室みたいだ。

 

中に入ると狭いが、医療器具がワゴンに積まれていた。

女性看護師1人が忙しく準備をしていた。

 そして、検査室がちらっと見えたが、中は広くて看護師、技師の人が10名くらいいた。

こんなにたくさんの人がいるのー?!

大した検査ではないと思っていたが、ここに来て怖気ついてきた。

 

早速リラックスする注射をすると言う。

えっ?えっ?Σ(゚д゚lll) もう?!

 

筋肉注射だー!

↑ネットで前もって見ていた。

注射の中で最も痛いという筋肉注射。

ゴクリ。。

いざ打たれると、痛いんじゃない。

痛っった~~~~い!!!

 

その後、現場を見て怖気付いたためか、ちょっと気分が悪くなった。

その旨伝えると、検査台へ横になるよう言われた。

検査台まで6Mくらいだが、車椅子に乗せてもらい移動。。

情けない。。

 

5分くらい横になっていると、気分が戻り、また車椅子で元のところへ移動。

ちょっと緊張したのかな。

 

その後は口にマスクをつけて、蒸気の麻酔を吸い込む。

コポコポと湧いてくる蒸気をしばらく吸い、麻酔がかかるのを待つ。

本当にこれで大丈夫かな?と思っていた。

 

すると、お医者さん?技師の方?が直接私の口へ麻酔薬を吹きかけるそう。

麻酔薬が出るガスバーナーみたいなものがある。

 

目の前にはとても若い男性が二人。

その二人がとても似てて、「ざ・たっち」みたいだった(笑)

二人はインターン?技師の若手?なのか、私の口の中をまじまじと覗き込み、

麻酔薬を吹きかける。

その二人がそっくりでおかしくて笑いそうだったが、麻酔は大事なので我慢した。

いざ、検査台へ行くと後悔した。。

 

口に麻酔が聞いているので、しゃべれない。

早速始まり、痛かったら右手で合図してくださいと言い

マイクロスコープが口の中へ入る。

 

むせる感じやゴボッってなったりしながら

以外とスムーズに入り、どんどん中に・・・。

苦しい時、右手を上げて合図しても

「ああ、そうなんですか」って感じ(笑)

 

検査時間が長く感じたが30分くらい。

終えて車椅子で外へ出た時は疲弊していた(笑)

 

帰りの車の中ではぐったり。

口が麻酔で感覚がないため、あまり喋れず帰宅。

 

 

 

 

肺がん疑い

1週間後、CT検査の結果を聞きで行った。

先に私が1人で向かい、夫は仕事を早退する予定だった。

また長い長い待ち時間・・午前に来て呼ばれるのは午後近くだった。

ようやく呼ばれて中に入ると「ひとり?」と言われたが

主人が今向かっていますというとご主人と一緒のほうがいいからもうちょっと待ってと言われた。

もうすぐ到着する主人を待ち、二人で診察へ入った。

 

先生は私の腫瘍を完全に肺がんを疑っており、

ステージⅢくらいと思われるとのこと。

・・まったく自覚症状がないんですけど。。

 でも治るんだよね?

話に実感がなくて、私のことではないみたいでした。

 

それを察したのか先生は、多分今熱があるでしょう、と。

 

次は問題の腫瘍の細胞を採取して顕微鏡等の検査に使用したいので

気管支鏡検査を行うと。

 

帰りにまた血液検査。

気管支鏡検査のために、呼吸器内科の先生ともお話することになり、

熱を計りつつ待った。

 

「37.0度」

微熱があった。

さっき先生が言ったとおりだった。

 

気管支鏡検査って・・

口から胃カメラみたいなマイクロスコープを入れて食道を通り、

肺の入口から腫瘍まで行って、腫瘍をマイクロスコープの先にあるハサミで採取するというアナログな検査。

胃カメラの肺バージョンだろう、怖いなぁと思っていた。

スマホ片手に検索しても辛い検査みたいだけど、実際はそんなに辛くなかったという書き込みを見て、ああ、そうなんだと安心。

 

いざ、検査日当日に向けて。

 

 

 

 

造影CT検査 辛さ度★☆☆☆☆

先週の初診から、今回は検査へと進む。

朝から主人と二人で向かう。

この日は造影CT検査でした。

腕に注射で薬剤を入れて問題の胸がどうなっているのかを調べる検査。

 

看護師さんに注射をしてもらうのだが、注射なんて久しぶりで

もういい大人なのに、怖かった。

そんな気持ちがあったからなのか、注射がうまく入らないOrz

女性の看護師さんが「血管が逃げる~」と言ってた。

注射されるのが血管もイヤなのか(笑)

 

男性看護師に変わり(笑)、手の甲に打ってもらった。

造影剤を入れる為の管がついたままCT室へ。

すぐに名前を呼ばれ、夫に一時の別れを告げる。

 

この造影CTって、最初に免責事項があって、読んでると怖くなるくらい(笑)

主人の会社の人も受けた事があるそうで、聞くところには

1日中気分が悪かったとのこと。

気持ちが悪くなる検査なんて嫌だな、と思いつつも乗り切ってやるという気持ちでいた。

 

実際、検査を受けてみると気分が悪くなることはなかった。

検査台に横たわり、始まるのを待つ。

別室からマイクで先生が「では、造影剤を入れていきますー」

その瞬間、じわっと股間が暖かくなった。

まるでお漏らししたみたいだった。

それ以外の変化はなく、そのまま修了。

 

検査結果は来週・・ということでこの日は終了。

長い診察

長い長い待ち時間・・。

全然順番が来ない。

どうして大学病院というのはこんなに人が溢れているのか。。

初診で予約じゃないから、後回しされてもう待ちくたびれてしまってました。

 

ようやく呼ばれて、中へ入ると結構年配の先生がいらっしゃり、

レントゲン写真を診てもらったところ、どうも様子がおかしい。

何か言いたそうだけど、まわりくどく質問をしてくる感じ。

 

寝汗は出ない?熱はない?とか。そんな事を聞かれたと思う。

 

私自身の体調の変化はなかったので、いいえ、ありません。と答える。

先生は少し笑い、椅子から離れ、少し周りを歩きました。

普段からちょっと落ち着きのない人なんだろうなと思いました。

 

私の不安が高まったのは、先生が私の診察に時間をかけてくださったので

何か大病なのでは・・と思った。

いつもなら「はい、次の方ー」なのに、

こんなに混んでいる病院で私にこんなに時間をかけて話すなんて。

そして、先生は「今日は一人で来てるの?」と聞いた時

これは本当にマズイんだ!と察知。

 

来週検査をするのでまた来るように言われ、この日は修了。

積雪の朝

2014年1月

自宅近所の病院へ歩いて向かいました。

雪が高く積もっていて、かなり歩きにくい中を傘をさして向かいます。

人が歩いていないまだ積もったばかりの雪はとてもキレイです。

病院へ向かい、名前を呼ばれるのを待ちます。

そこでレントゲンを撮り、先生は真面目な顔になり

来週CTを取るので、また来るように言いました。

私は何か大きな問題があるのではとちょっと心配になりました。

 

次の週、病院が開く9時前にくるように言われていたので8時半に着きました。

この日はCTを撮影。

結果を見た先生は急いでいるような、せわしない感じで

ここではなく大きな病院で診てもらうようにと言いました。

 

えっ、私そんな大変な病気なの!?

 

いくつか病院の名前を上げて頂きましたが

ここから電車で行けるところという条件でN病院へ紹介状を書いて頂きました。

早いほうが良いと思い、その日の午後に向かいました。

 

 

 

健康診断の結果の通知

2013年12月

都内で結婚式を挙げる事となり、準備に忙しい日でした。

当日のお色直しのカラードレスはどれにしよう・・

ドレスにあった髪型は?小物は?

もう式は目の前なのに決まっていない事がたくさんありました。

結局カラードレスのグローブはAmazonでおいそぎ便で購入してしまう始末・・。

 

そんな人生一度きりの結婚式をたくさんの人達に祝福して頂きました。

その後、出席者の方へご挨拶もかねて年賀状の準備をしていました。

私は仕事は続けていましたので、

忙しい年末の頃に上司から11月に受けた健康診断の結果の通知を受け取りました。

一通の封筒で、私はいつも事なので特に心配していませんでした。

自宅へ戻り封筒を開けてみたところ、

「右肺門にリンパ腫大の疑い」と書かれていました。

少し不安もありましたが、私は大丈夫だろう。年明けに病院に行ってこようと思っていました。